気を取り直して!
もうすぐロケがはじまるっぽいChannel4のドラマの原作、読み始めましたー。
コンプリさんには出てたけど、IMDBにはまだみたいですね。
『Red Riding Quartet』より3つを抜粋?してトリロジーにするみたいなんだけど、どういう演出するのかは、さっぱり予想がつかない感じ……。サマンサ・モートンがフィーチャーされてたけど、実際主人公は全部男の人だし……??
ちなみに豆この役とされているのは、記事では実業家になってますが、原作は建築家ー。しかも血族があれこれ絡んできそうな感じがしますねー。地元の名家ではある感じ。
70年代。
名家。
あー、間違いなく口ひげ?
みたいな?
(参考:ZODIAC)
ちょっと今までやったことない年代ですよね??
どんな感じなのか、楽しみ!
さて、その原作ですが、ハヤカワミステリ文庫から絶版気味ですが出てます(笑)
デイヴィッド・ピース作
「1974 ジョーカー」○豆この役が出てくる
「1977 リッパー」
「1980 ハンター」△親族の人が出てくる
「1983 ゴースト」
こんな感じ。
ノワール好きには、たまらない感じです。これは演出間違えて欲しくないなーってくらい、面白いです!日本では馳星周氏が絶賛してます。
超エルロイが好きなんだろうなー、わかるよ、俺も好きだもん!!っていう同志的な思いもあり、点は甘めにお勧めします。
が!!!
この、どっぷり70年代、どん暗いヨークシャー、がっつりノワール……
の、お話をですねえ!
書いたこの作者の方はですねえ。
驚くなかれ、1967年生まれ!!!
リアル世代じゃない……!74年とか、6歳!!!!
しかも、この四部作書き始めた場所が………
東京都江戸川区小岩………
まーっじで!(爆笑)
しかも、ゴミ捨て場に落ちてたワープロで書き始めたんだって!!
ノワール小説に憧れて、なぜか東京(しかも小岩)で書き始めたこのお話……
何の因果なのか……!(東京四部作はどうなったのかな?これは戦後の話らしい)
なんかね、超うまい!!何これ、やばい、プロになるべき!!みたいな同人誌的な??
でも、面白いです。普通に先入観なしに読んだら、そんな若者(でもないけど)が書いてるとは思えないし、年代の雰囲気はすっごく出てます。
惜しむらくは翻訳が毎回違う人ってこと。
原書読めればいいんだけどさ!(無理)原書の装丁がかっちょいいです!
にしても、小岩かあ………。
(知ってる人は、絶対今の私と同じ顔になってる)