コピー本講座 Vol.05 分厚くなっちゃったらどうしよう編

さて、次は『なんちゃって平綴じ』をご紹介します。
この場合、表紙は別に作ります。

(1)本文を作る。

【平綴じ用帳合い】
・これは簡単な面付けです。前から順番に4P単位で面付けをします。
・表1-4P、裏2ー3Pになるように。二つ折りにして順番に読めるようになるように。
・この場合、小冊子とかソートとかは使えないので、時間のある時じゃないと難しいですね。
・それぞれを必要部数刷って、二つ折りにして順番に並べます。

【超なんちゃって帳合い】
・これはかなり豪快です。
・普通の中綴じ用と同じように出力して、真ん中で断裁。がっつん。
・で、一冊分になるように合わせていく。

(2)本文を綴じる
・分厚くなってると思うので、ちょっと強いホッチスで、三カ所ぐらい、止めます。気持ち、外寄りの方がいいと思います。
・厚さを測る。

(3)本文の背固めをする。
<糊を使う場合>
・木工用ボンド:デンプン糊=1:1の割合で混ぜ合わせる
(ペーパーセメントでも良いのですが、くさいし処理に困るので)
・それを古くなった歯ブラシなどで、背表紙に塗り込む。
・染みこみ過ぎないように気をつけて下さい。
<グルーガンを使う場合>
・百均で売ってる程度のもので十分です。
・これを温めて背表紙に塗り込めて下さい。
・こっちの方が簡単かなーと思いますが、やけどに注意です。

(4)表紙を作る。
・Vol.02の出力サービスを作る要領で、厚さに応じて背幅を作ります。
・断裁は頼んだ方がいいです。仕上がり的に。
・正直折りにくいので、分厚い紙に筋をつける形が良いと思います。

(5)製本する。
・両面テープを使って表紙を中扉側と奥付側がしっかり止まるように貼り付けるようにして下さい。
・グルーガンの使い方に慣れている場合は、背固めの作業と一緒に、止めてしまうのも良いと思います。

文字だとわかりにくいですよね……、でも絵に描いてみたら、すごく変だったので、諦めました……。
まあ、平綴じ作るなら……印刷屋さんに出した方が早いし手間いらずと……思います。
イベント直前にやることではないです!本当に!

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