妄想力を高めるために色々見てみましたー。
◇スタートレック◇
宇宙舞台の青春映画だったー。ちょっとびっくりするくらい面白かった-。トレッカーでないのでわからないかな~と思ったんですけど、全然問題なかったです。何ていうんですか、真弓はとにかく「父、息子」ものが好きなので余計にかな~と思ったんですけど、シリアスな筋とところどころに散りばめられた、コメディ要素がいい感じにブレンドされてて、長尺なのにあっという間に見られちゃいました。
ロシアなまりちゃんはかわいいわ、スコッティーは中身がペグなだけにはずさないし(お友達も一緒に来れたしね!)、前髪下ろしたカールがかわいいこと、かわいいこと!あの、オッサンくさくもあるところにやられました。
それにしても悪役のかわいそさったら、なかったですね……。エリック……その死に方は豆この専売特許っていうか、そこそこの理由があるのに、本気でフルボッコ……。あーあ……。
◇モンテーニュ通りのカフェ◇
パリの劇場街にある実在のカフェを基本の舞台、主人公をそこのカフェの臨時雇いで働きはじめた女の子(おばあちゃん思いでベリーショートのブロンドが超かわいい!)に置いて、後はグランドホテル形式で色々な登場人物が絡んで一つのお話になっています。
カフェを訪れる昼メロの大物女優、定年前夜の女性劇場スタッフ、将来の道に悩むピアニストとその妻、一代に築き上げた財産をオークションに掛けようとする老人と、そんな父親のやることなすことすべてに反感を抱く息子、などなど、わりとこの手のお話からするとオーソドックスかな?と思えるキャラクター。
だけど、フランス映画と思えない、後味の良さというか、見てて辛くなるような言い争いはまずなく、ラストもほんのちょっと深読みすると悲しみを感じるところもありますが、全体的にきれいにまとまっているし、濡れ場すらも一瞬。
全編通してじんわり出来るんですよー。嬉しい誤算というか、楽しみました~。
◇フェイクシティ◇
わあお!
わあお、LA怖い、怖いよ~!
っていうお話でした(ひどい感想)。フォレスト・ウィテカーの変わり身があからさま過ぎてギャグっぽかったんですが、エルロイ脚本をじっくり楽しむため、次は頑張って英語字幕で見てみます。
◇ディア・マイ・ファーザー◇
スタートレックであまりにエリックがかわいそうだったので、これ見てみたら、もっともっとかわいそうだった……。うおおお、オーストラリアで大ヒットした映画って、プロポジションもそうだけど、半端なく暗いんだぜ……!
ドイツ移民のロミュランとレイモンド親子はオーストラリアの田舎で懸命に働き、こつこつお金を貯めて、慎ましく幸せに暮らしていたんだけど、レイモンドの母親は田舎暮らしが出来なくて心を病んでしまっていて、オーストラリアとドイツを行ったりきたり。これでもか、これでもかと問題を起こしてくれるんですが、親子はこの母親を心から愛してる……。1960年代のお話です。
「The Road」で子役をやる(のかな?)男の子が主人公なんだけど、本当にこの子、かわいいだけじゃなくて演技もうまい!見てるだけで涙じわじわしてきます。
が、それ以上に、半端なく、エリックの演技が上手くてびびります……。特に絶望の表現力が、見てて怖くなるほどです……。すごいわ、エリック……。
そんな中、ひたすら良い人で、働き者で、友達思いで、子供にも優しく、面倒見の良い、ロミュランの最高の親友役にマートン・ソーカスがいます。イーオン・フラックス(なんで)に続き恋に落ちました。
後、見たのは
・グッバイレーニン:ばれるばれる感が苦手なので……;;
・再会の街で:弱いんだ……。こういうのに……。
・ウェイトレス~おいしい人生の作り方~:うーん、もう少し面白いと思ったんだけどなあ。
って感じで、妄想の手助けにはチョイス間違えた気がしてなりません。
これじゃあ、親子ものか家族ものか親友ものになっちゃうよ!
来週末までにプロットを仕上げたいのですが、どうなることやらあ。
今ある断片全部混ぜたらどうなるかなー???(混ぜるな危険)