★飛行機の中で見た映画とか…★

全部ネタばれだから隠しちゃいます。で、名前を覚えてなかったりするので役者のお名前で説明をしてるところがあります(笑)で、長い、長いよー


『16ブロック』

夜勤明けのアル中刑事のジャック(ブルース・ウィリス)は16ブロック先の裁判所に証人エディー(モス・デフ)を送り届ける役を押し付けられます。証人っていっても一応犯罪者、手錠をかけての護送に近いです。
エディーは色々しでかした前科者だけど、気がいい男で、ムショで見つけた才能を活かしてNYから離れたシアトルでバースデーケーキ専門店を開くのが夢。人生はやり直せる、が口癖で風とか兆しとかを読む(のかな?そんな感じ)ことができる。
や る気がなくて、仕事中にも酒を飲むようなジャックだが、なぜか簡単なはずの移送中にエディーを狙った銃撃戦がはじまったから、さあ大変。袂を分かったはず の元相棒のフランク(デヴィッド・モース)が猫なで声で「おまえはよくやった。もう帰ってもいいんだぞ~」と言ったり、エディーが同僚に殺されそうになっ たり、いったいぜんたいどうなってんの?というわけで、ジャックと一緒に真相究明のため、裁判所にひた走る!ってな展開。
格好いーブルース・ウィ リスより、アル中駄目じいさん的ブルースの方が好きです。弱ってるブルースが頑張るので、話のツメがいかに甘くっても許しちゃいます。とりあえずアル中に なった理由とかをフラッシュバック程度でもいいから、も少しわかりやすくしてくれたほうが感情移入できるかなあと思うのです。
まあ、ジャックの過去にも色々あって、それが「日和見アル中刑事」からの脱却!を目指す勇気になったとか、そういう感じかな。
でも、あんまりデヴィッド・モースの吹き替えが気持ち悪くて、途中で英語に切り替えたので、ちゃんと言ってたのかもしれないです。……やっぱり私、音だけじゃ、駄目なんだ…とほほ。

『森のリトルギャング』

そこまで人間が悪いのか?とか考えちゃいけないんだろうなー。
動物たちの友情物語として考えれば、楽しかったです。
ただ、クマさんがかわいそうだったよ。ええと、何であんな目に??(笑)

『Prime』

バンビーナだった…(笑)たぶん、日本未公開なのですがDVD落ちになってるかもしれないなあー。聞いたことないけど。
バ リキャリのラフィ(ユマ・サーマン)は良いものではなかった結婚生活にピリオドを打ったばかりの37歳。テレビのプロデューサーかな?ただそれは精神的に 追い詰められるもので、セラピーにかかっていた。彼女の信頼するセラピスト(メリル・ストリープ)は彼女にもっと自由に過ごしなさいとアドバイス。
そ んな中、出会ったユダヤ系の青年デイヴィッド(ブルームバーグ君。ロスチャイルドとか、もう本当に金持ちはみんなそうかな?と思うほど、やっぱり独特な社 会なんだねえ…。彼の弁護士か会計士かその手の職に就くことを期待されています。)は画家(ほら、バンビーナ・笑)を目指す23歳!!二人は歳の差と、宗 教の差を感じながらも、熱くてこゆーーーいラブに陥ります。
が、ここにいくつか問題が。ラフィはあけすけに、というか、彼女にしか話せないわ!と ばかりに愛の内情(苦笑)をセラピストに話しまくります。で、デイヴィッドはママにこの交際を反対されています。お互い微妙に年齢とかごまかして伝えてい たので、最初はわからなかったんだけど……、そう、セラピストの息子さんがデイヴィッドだったんだなー、これが。
息子の下のネタを聞かされるわ、セラピストとしての仕事にも責任を持ちたいわ、厳格なユダヤ教徒として母としての気持ちはあるわ、結構かわいそうです。ママン、頑張れ。
あとは歳の差カップルにありがちの…ヒモ状態の坊やだったり、キャリア女性の忙しさだったり、色々問題が起こり、愛を貫いたのねーと盛り上がったところで…・・。
「あなたの人生をもらうことはできないわ。」と、……なんとサッドエンドでした……!ひーん。バンビちゃん!!(違うって)まあ、悲しい終わり方だったけど、雰囲気のあるエンディングへ続いて、最後のユマの笑顔が印象的だったなー(ユマ好きっこ)。
でもバンビーナはハッピーだからな!(だから、関係ないって)

『トランス・アメリカ』

わーい、映画代が浮いたー(笑)でもなぜか日本語ない。ちびしー!
う ん、でもフェリシティ・ハフマンは素晴らしいと思いました。もう、本当に下手な女装をしてるおっさんにしか見えないんだもん。あのだっさい格好といい、顔 と首の色の違うメイクといい、それでも頑張ってる彼女(?)を応援したくなる、ひたむきなところにすぐ感情移入しちゃいました。
それからトビー、自分がRPSで若豆を書くときのステレオタイプ、にしちゃってるような過去を持っているので、それだけで相当胸キュンでした。だってかわいいんだもの。
ちょっとした恋心の表現とか、積み重なっていく信頼関係とか、それが壊れたときとか、細やかというよりはわかりやすい。だけど肝心なところがメッセージではなく、仕草や物に投影されてて、お洒落な映画だな~と思ったな。
ストーリーとしての練り方は断然「プルートで朝食を」だとは思うんだけど、何ていうのかな、映画だけの印象だとアメリカの方が差別のダメージは大きいのかな、とか、とか、思っちゃうな。

『男を変える恋愛講座』

私はマシュー兄貴のロマコメを見ると、あちこち痒くなってしまうという病気を持ってるんだけど、これは面白かった!でもあちこち痛いです、マイハート。あ、でもこれ12月公開らしいから、見たい人はこの先飛ばして!!
あ、あと、サラ・ジェシカ・パーカーって……かわいいんですか?そ、そうですか。人気者なんですか?そ、そうですか。あたくし、ぽっちゃりブロンドが好きなもので。彼女の親友役のズーイー・デシャネルがすんごくかわいいです。キッチュで乱暴者で、最高ー!
話 は単純、トリップ(兄貴)、デモ(知らないけど見たことありそう)、エース(ジャスティン・バーサ君。相変わらずのアニメ声)の三人はいつまで経っても家 から出ない、パラサイトシングル!トリップは彼女が「結婚」を意識すると、自宅に連れていって親に紹介して「あんた、その歳で(37歳だったかな?)で親 と一緒に暮らしてるの?!最低ーーー!」といわれて、フラれるように仕向けてたりする。

あいたたたたたた。
やっぱりなんて痛い映画なんだ(私情)

そ んなトリップの前に現れたのはポーラという非常に魅力的な女性!トリップは一目で気に入るが……彼女は両親が雇った『パラサイトな息子を自立させるプログ ラム』を実行する、エージェント(?)だったのだー!わー!(とりあえず盛り上げてみる)(だって痛いんだもん)(いいじゃんね、家賃払ってるから・破格 だけど・笑)

まあ、話はよくあるもんなのですが(その後の展開も)、とりあえず兄貴たち三人が楽しそうにサバゲーをやったり、サーフィン したり、ロッククライミングしたりするのを見守れて、とても嬉しかったです。実は真に自立してないのは兄貴だけだったりするんだけど、小ネタがいちいち面 白いのです。単純で!
で、エースはどんくさくて、おどおどしたコンピュータおたくの役なのですが、ジャスティン君は本当にメカオタなのか??と思っちゃいました。二度もそういう役って(笑)
これがイギリス映画だとヒュー坊ちゃんが主人公で、引きこもりなんだろうな、とあらすじをMegちゃんに教えたら言われました。まったく、その通り(笑)
でも兄貴のほうが単純だし、ピュアだし、頭悪いです。(でも吹き替えの人は同じ)

『Je vous trouve très beau』

これはDVD売り場でCM流してて、あまりにも好みの設定だったから、うっかり衝動買いしてしまった映画。本命の「シャンデマルスの散歩者」はまだ見てない。だって英語字幕なかったんだもん。衝撃的だよ。
やたら豪華パッケージだったけど(笑)日本で見ることはきっとないでしょう……。
英語のタイトルは「ユーアー・ソー・ハンサム」フラ語もそのままの意味です。フランス語の音を聞きながら、英語字幕を見る。真弓脳みそフル回転。

フランスど田舎の農家のおじさんエイミ(ハゲてて、ちょい丸、愛想のないおっさん)は、電圧?事故で奥さんを亡くしてしまう。しかしこのエイミ、奥さん=家事手伝いでしかなかったようで、悲しいとかよりも、飯が食えない、洗濯ができないとかのほうが問題のご様子。
はっきり言って性格もよくなくて、意地っ張りで、いい格好したがりのエイミなわけですが、とにかく嫁をもらわないと…ってたどりついたのが、ルーマニアのお嫁さん紹介サービス!
最 初は人身売買!?と思ったエイミだったが、とりあえず試してみることに。「ワタシ、フランス大好キネ!女優ニナリタイネ!アナタトッテモハンサム!」とか しか言わない派手ギャルに辟易してたところ、ざっくりセーター(実は女の子の作戦)を着て、動物大好きv農業最高vvvって言ってくれた子にちょっとぐ らっとしちゃったご様子。
(細かい「ごまかし」エピソードとかで小さく笑わせてくれます)

ぶっちゃけ私が書くジョン豆みたいなお話がこの後続きます(笑)
お 金のために結婚(まだしてない)を考えたエレナという27歳の美女はあっという間にエイミのハートを掴みます。ださださの汚い農夫だったエイミがいつの間 にかお洒落ロハス農家な感じなるし、でも自分不器用ですから、だから農作業中のランチにかわいいバスケットに入ったランチを届けに来られてもどう反応して いいかわからない。でも普段聞きもしなかったクラッシックのラジオを彼女の姿を見かけるとかけてみたり、行ったこともないようなレストランでディナーした り、スカートの短い彼女を叱ってみたり、若者に人気だとヤキモチやいてみたり、せまられたら逆切れして、家出したところを追いかけてみたり。
ああ、こんな話私書いてそうだ(笑)
でもエレナには一つの秘密があり、そのせいで極度のホームシックにかかってしまいます。そんなエレナの笑顔をもう一度見たいエイミは……?
口が利けないちょっと白い目の青年が出てきたり、なんとなく、本当に書いたことがありそうな話なのですが、ほうぼうで泣きましたよ、あたしゃ。大好きなんだよ、こういう話!!
まあ、というわけで、オリジナリティがない話書いてるんだろうな、という反省もあるんですが、ほのぼのしていい映画でした。
いやー、あたしゃはじめてだよ!!キッスはほっぺまで!な、フランス映画見たの!
もちろんベッドシーンもねえ!素晴らしい(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です