1/11 人の迷惑にならないような旅の恥はかき捨て!

小雨。でも傘まだ差してないや。

でも、木原君には多大な迷惑かけてます、切腹!!
と、いうわけで?酷い肩こりと腰痛に悩まされながら大英博物館へ向けてホルボーンへ出発。なん つーかコートがいけないんですよねー。普段ジャケットぐらいしか着ない寒さに強いたちなもんで、こうしっかり着込むと慣れない、重いでがっちがちです。こ のせいで体力が落ちるんだと思っていたらさすが大英博物館、クロークがありました。
身軽、超身軽ーー!!しかし誰が「大英」って訳したんでしょうね(笑)ただのBritish Musiamなのに。だからやたらとゴージャスなイメージが植え付けられております。

う きうき気分でターゲットをエジプト・ギリシャ・ローマ、そしてケルトに定めて、後はちょこちょこつまみ食いする感じで回っていきました。中国関係は真弓は 専攻っつーこともありたいてい本土で色々見てきちゃってるのもあるので、割愛です。本当に時間に余裕があれば三日くらいかけてのんびりじっくり回りたいと ころなんですけどね。
さて、以外にも普通ーーに色々展示してありました!!もっと大英だぜって感じがするのかと思ったら我が家近くの国立民族博物 館とそうかわりがありません。うっかり触っちゃって(む、無意識です!!すいませーーん)もちょっと「さわらないでねー」っててきとーな感じで注意される だけでした。ま。まあなんですか?その、ちょっと拝借してるもの多いですからね、あはは。
ロゼッタストーンにラメセス2世、教科書ワールドが広 がってます。これってすごいですよね、ある意味。だって教科書に載るすっごい有名なものだって実際は世界に一つしかないわけですし、その誰もが知ってる たった一つのものが目の前にあるなんて!おお、感動だー………。でも小さい頃私、ロゼッタストーンはピンク色してるんだと思ってました。覚え立てのロゼ= ピンク色が染みついていた結果でしょう。だからわかってるのに、何度も写真で見てたのにやっぱりピンクじゃなかったんだーと残念に思ってしまいましたよ (笑)
それからギリシャのコーナーであれれ?って思ったのが焼き物の色。イメージで白ってのかがあって(大理石の彫刻とか建物とかで)テラコッタに黒文様ってのが本来のその時代の文化だってはじめて知りました。しかも結構絵がかわいくてさあ。
で、もちろん見つけました。タコ模様!残念ながらオデュッセウスを描いたものがうまくみつけられませんでした。絶対あったんだと思うんだけどなあ、売店にオデュッセイア売ってたし。母国語じゃない&膨大な量に屈しました。しょぼん。

tako

からくり時計コーナーがすごい面白かったです。あーなってこーなってっていうのが拡大したプラスチックの模様に描かれてるんですけど、その仕組みはさっぱり不思議のまま。
そ してマミー、見ました。これで生ミイラ、乾きミイラ、両方見ることができました。乾きもののほうがイメージのミイラまんまで何だかほっとしましたが、考え て見れば人の墓丸のぞきですよね。うう、ごめんなさいねー。あとは日本刀コーナーを見たり、しているうちにあっと言う間に時間が!!恐るべし、大英博物 館。

さて、だいたい食べ物のチョイス方法がわかってきた私たちは近くのカフェで軽く食事をして(日本的には普通の量)、ぶらぶらしつつも う一つの目的地に。キルト屋さんがあったんだけど、そこの店員さんが面白くって。私ら含めて四人で集団コントやってました(苦笑)この国はイケ面ハゲが すっごく多いんですが、陽気なハゲも多いです。いさぎよくすっぱりと刈り込んだ素敵ハゲ(笑)キルトもかわいかったなー、欲しかったなー。そしてこうブラ イアンみたいにプレミアの時着ていくんです(笑)

そうそう、もう一つの目的地はRADA。小雨降りしきるなか、いつも以上 に挙動不審になりながら(ああ、ごめんなさい、ごめんなさい!)近づいていきます。ロンドン大学(熱帯医学キャンパスなんですが、はじめて聞いた単語で調 べました。黄熱病とかかなあ?)の前を通ってうろうろしてようやく見つけました。うわー、すごーい、普通の建物だーー。

rada

理事のジョンおじさんの姿は見えず(当たり前)どうしよう、どうしようとがくがくしてると木原君が呆れたように
「言いたいことメモして落ち着いてから尋ねてみたら?」
と言われます。わあん、本当にごめんねえい。拙いメモを完成させ、いざいざ中に!!
ちょうどメモリアルのキャンペーンをやっているのをHPで見て知っていたのでそのブックレットか何かあれば欲しかったんです。そしたらそれはないって言われて、うーん、と思ったところにポスター発見。15ポンドするんですが、でもね、でもね!!
ジョンさんのいけてるショット(Not妖怪)の二つ下に豆たん(超若!ではじめHPで見たとき気づかなかった・苦笑)発見!これを買わずしてジョン豆合同誌の主催がはれるかーーー!っとばかりに意を決します。(アホな写真ですいません。まんま載せるわけにもいかんし)

poster

それにしても後ろをふらっと通りがかるお兄ちゃんがめっちゃくちゃかわいこちゃんで、さすがロイヤルな演劇学校です。たはー。
で、早速買おうと 思ったらここじゃなくてボックスオフィスに売ってると言われます。大きく建物をぐるりと回らなきゃいけなかったんですが、受付のおばちゃんがなんと中を通 して!!!ぎゃーー立ち入り禁止ゾーンに潜入ですぞーーー。IDカードとか通さなきゃならんところで、教室につながる階段とかカリキュラムとか壁に貼って あります。ここが学舎です!!仲間にいじめられて売店の隅で膝を抱えて泣いていたりしたんでしょうか?それともクラスのアイドルとして君臨してたんでしょ うか?先生に個人指導で呼び出されてたり!!はあはあ。注)すべて妄想です。
あ、ちなみにすぐ裏あたりにあるラッセルスクエアはハッテン場だ そうです。私がロンドン旅行に行く前に会社のロンドン大学に通ってたお兄さんに色々聞いておいたんです。jもし彼氏とでかけるのなら一人で歩かせては危険 な場所と教えてもらいました。ちょっと待ってよ、普通女の子が一人で歩いちゃいけない場所教えてくれるもんじゃない?(笑)
きらきら豆ちゃんが無事に済んだのか非常に心配ですだ。
中身のイメージは大学系と言うより専科系ですね。館内案内はこちら↓

inside

無事ゲットできたし、幸運にも中をのぞけたし(さすがに写真は無理でしたが)幸せでした!!!後は何かの時のためにあちこち周辺の写真をロケ。妄想はとど まるところを知らなかったんですが、さすがにこれ以上木原君に迷惑をかけられないのでいったん終了。ホテルに戻る前にまた周辺をぶらつきながら駅へ。
で、 あんまりなんでここで私だけハイド・パーク・コーナーで下車しロケをさっとすませてしまおうといったん別行動。なんか出口間違えてひょっこり出たらすっか り日が沈んで暗いなか、目の前にウェリントン将軍が!!車道と車道のロータリーみたいなところの真ん中に私は彼と二人きり!
こ、怖い!!あわわ、と思いながらも写真を撮らせて頂きました、サー!
で も本来の目的はここじゃなくて(酷)ドーチェスターホテル。蜜月の現場(含む妄想)ですぞー!というわけでまた地下道を通ったりして出たら今度はウェリン トンさん家の前に出てしまいました!ちなみにここの駅の地下道にはウェリントンさんはこんな風に生きてきたのよ、っていう記録が描かれているんですが、こ れ(笑)
えび(ざりがに?)になってますが、何か?

ebi

「君、ウェリントン公が好きなのかい?」みたいに紳士に話しかけられ、オフコースと答えて見たら色々彼の功績について教えてくれました。普通外国の人はネ ルソンくらいしか知らないんだけどね。と言ってたのでこの時代強いんです、みたいな意味のわからないことを言ったら褒めてもらいましたよ(笑)とてもス マートで賢い人だったと伝えられているみたいですね、ノーズィ。
しかしこのハイド・パーク・コーナー、迷い人だらけ!車道ばっかりで横断歩道が少 ないので途方に暮れるんですよねー。それでも遠くに高そうなホテル群が見えます!寒いよー、風が強いよーと半泣きになりながら(危なくはないんですが、一 人って心細いのよね)、車道を横断してホテルにようようとたどり着きます。
なんてーか、一流はこうも普通のホテルと違うのか!!と思わず圧倒され ます。かなり前方にいるのにベルボーイが微笑みを浮かべて扉を開けてくださるんです!ちゃんとロングコート着ていてよかった!疑われもせずに中に。フロン トに行かないのを悟るとすぐにロビー方向へ促されました。うわあ、今の私不審じゃないのね(嬉)しかしさすがに写真を撮れる雰囲気じゃありません。んー…と考えこんでいるとこれまた綺麗なお姉さんがメイアイヘルプです、やったー。

「ええと、私は小説みたいなものを書いていまして」
だ、だって…
「話の中にこのホテルを出したいのですが」
どうしても
「ホテルのパンフレットとかありますか?」
内装の資料が欲しかったんだもーーん!!!

そしたら、そしたら超立派なブックレットがあってそれを頂きました!!全ページフルカラーでバンケットからスイートルームまで全部載ってます。さすがに絵に描くことはなくても部屋取りのイメージはできますもんね。わーいわーい。今日はロケ的収穫多いぞーー。

で、さすがに当初予定では公園の中突っ切ろうと思ったんですが暗くなってしまっていたので電車で岐帰路に。
歩き過ぎて足が痛かったのでちょっと横になってZZZ(こればっか…)、起きてから今日のディナーはタイ料理に。かなり醤油テイストに安心しましたー。おいしかった!というか味付けしてあって素晴らしい!!(笑)
で、 ほぼ日課となっている「パートリッジ」(成城石井的スーパー。遅くまでやってて便利vv)で風呂上がりの飲み物やおみやげのお菓子なんかを買いました。土 産物屋で買うと無駄に高くて、私はいつもスーパーです(笑)その方がその国ならではっぽいものがたくさんあって面白いんですよね。

運が向いてきたぞー。

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