見ようと思ったのは新刊の参考資料として。
そしてニコラス刑事に慣れる為でした。
その目的は前者はちょっと違ったけれどこれはこれで純粋に良かったし、後者は完璧クリア、です。もう大丈夫です(笑)あたくしニコ豆書く準備は整いました(書きませんが)、って感じです。
ま あ、そんな戯れ言は置いておいて。さすが、アラン=パーカー、やられました。フィラデルフィアのかすれたような街と、ちょっとはすっぱな青春グラフティ、 それだけでも一つのテーマとして成り立つところに、主人公の二人はベトナム戦争による心神喪失の青年と立派な傷病軍人になってしまうんです。現状と回想の 取り混ぜ方がすごっく好みでぐっと来ました。
ニコasアルがすっごい男前。なんていうかこう、友情を最優先にする男が好きなもので、ちょっと元々 変わったところのあるバーディを女遊びとかそういうのを一通りこなしながら、見守っている。気が乗らないなあとか思いながら、本当に大事にしている、そん なのが回想からぎゅんぎゅん伝わってくるんです。じーん…。
派手な戦闘シーンはなくて、アルもバーディも「戦争」だけでストレスを感じているわけじゃなくて、生活環境だとか親だとか、そういう事情が複雑に絡んでいるのですよ。それがまたよくある話と一線を画しているんじゃないかな~と思ったりしたりして。
当 方の趣味、というか何というか、結構………その、精神系とか書いちゃうんですけど、この何もない壁に向かって話すっていう絶望感は映像だからこそ表現でき るんだなーとか思って、ちょっと悔しかったな(苦笑)光の差し込み方とか無機質な病室の風景とか、UK監督っぽいなーとつくづく思いました。あいや、僕は 豆っちファンになる前からUKびいきですぞ、とさりげなく主張。
やっぱりアルがヒーローじゃない、ってのが最重要ポイントかも。別にベトナムから 勲章持って帰ってきたわけでも、若い頃から万能なガキ大将だったわけでもない、どこにでもいるちょっと乱暴な好青年、ってだけなんです。だから自分もつら くて、それでもバーディに元通りになって欲しくて、とそんなもどかしさがたまらん。
うわー、はまった。良い映画じゃったー。
マシュー=モディーンの演技はすごい、裸もすごい(美しすぎ……)!